お知らせ

【やめます宣言】デザイン/映像とかの制作業。

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タイトル通り、辞めることにしました、デザインやら映像制作の仕事。

私または我が社(といってもやってたの俺だけだけど_笑)はデザイン制作シゴトのご依頼は今後お引き受けいたしません。

ここからの記事は、自称:繊細な俺の、こうなるまでの経緯や人情話になる。

最初に言っておくけど…

※ ここ数年の怨念みたいなものが詰まってます。

仕事のためなら人をモノのように扱う鬼畜諸君には、時間の無駄だろうからここでウィンドウを閉じてくれると有難いぞ。

ウィンドウを閉じる

長いから目次ね!

さぁ本編、いきます!

 

Chapter 1:
思い出したぞ、そもそもデザイナーになりたかったんじゃない。

haxx

今更ながらに気がついてしまった。

俺はデザインなどの制作業で稼いで、そのお金で飯を食いたいなんて思ってなかった。

それらはあくまで副業(=人助けみたいなもの)で、メインで考えていたのは自給自足生活の構築。

雨風をしのげる住まいを作って、そこで食べ物を生産&加工&消費する。
それだけで人間万歳ってもんじゃないか☆
そんなシンプルな思考が根本にあった。

でも俺も目立ちたがりなもんだから、ついつい心がムズムズしてイベントやるぜー!ってときがある。

そうだ、宣伝用にポスターやチラシ、WEBを作ろう!
うん、記録やPRとして動画も作っちゃおう!

うーん、いろんなものが欲しくなる 

だけどいざ作ろうにも人に頼んでしまうとお金も気も遣う…

お金もないし、できることなら人に頭を下げるような真似を自発的にはしたくないよね。
だから自分でセコセコと勉強をして、下手クソなりにカタチにしながらスキルを磨いてきたんだよね。

自分にとって必要で得たスキル
=デザインという「表現の自給自足」だった。

これって何か懐かしいんだけど、
鉄棒でどうしても逆上がりがしたくて、必死で練習してたら突然できるようになってイエーッ!とか、
森を泥だらけで散策した末に、大きなカブトムシをゲットしてウオーッ!っていうようなものにすごく近い気がする。

おかげさまであの喜びを大人になってから感じれたんだよね。

自分が欲しいものを自分で手に入れる、そんなシンプルで当たり前のことなんだけど、なんじゃこの感動〜☆

気がつけば、初めて自分の個展のチラシデザインをしたときから15年くらいが経つ(当時はパソコン持ってなくて、友達の家に押しかけてずっとやってたっけね_苦笑)。

今では、WEBサイトも自分で作るし、廃材で家(yamaan)も建てれるようになった。
ヴァーチャルとリアルを行き来しながらモノづくりを続けている。

元々のキッカケも性根もこんな感じだから、未だにデザインやメディア制作ってものを仕事にしたいって思っていない。
自分が必要なときに、過不足無いものを自分なりに作れりゃイイ☆

ただ、ありがたいことに俺のデザインのテイストを気に入ってくれたり、俺が安い制作料(タダのときもあるよ)でも引き受けたりするもんだから、ズルズルと頼まれ仕事が増えていって引くに引けなくなったっていう感じ…(おだてられたり、頭を下げられるとなかなか断れないタチです)

そんなわけで、そろそろこのチャプターをまとめよう・・・

 

Chapter 2:
「お客様は神サマ」なんてちっとも思ってない。

puixx

さて、どんどんいこう。

俺は世の中で言われる「お客様は神サマ」って言葉にとても違和感を覚えてる。

おいー!「つくってる・やってる人」(=生産・実行者)の方が神様でしょー!

お客ってのは、自分で作れない、またはその作る時間を捻出できなくて(または面倒くさがって)「買う」という行為に至る。

一方で作り手というのは、自らの人生の時間や力を使って(ときには脳ミソもフル活用して)それを生み出す。

例外ももちろんあるけど、どちらがリスペクトすべき立場かと言えば、明らかではないだろうか?!

もちろん、昨今の経済社会&モノカルチャーの事情から、職業的な持ちつ持たれつな関係になるのは仕方がないけど、お金を出す側だからといって、お客(クライアント)が作り手に対して横暴な要望やクレームを当たり前のようにぶつけるのはいかがなものだろうと思う。

 

モノカルチャー
…単一の栽培、単一の精神。一定の思考で、一定の物事だけ行うこと。
例えば、自分はWEBデザイナーでそのことにはスゴく詳しいけど、普段住んでいる家のことは全くの無知で、骨組みも配管も電気系統も建築屋さんに全て任せるしかないといった状況のこと。

ちなみに俺はクライアントさんに、単なるワガママや、思いやりのない横暴な意見などを頂くと…

…って、精神世界の中心で文句を叫ぶ。(「もっとちゃんと高いお金出して他を当たれー!」とも叫ぶ)

この気持ち、制作業をやってる人はきっと分かってくれるはず☆

お客さんは至って当たり前に、まるで自分が神サマのごとくワガママを言ってくるけど、そこまで命を削りながら頑張って作ってきたのにギャラもろともオジャンにしてしまうのは勿体無い。

だからグッと堪えて紳士に対応するさっ♪

でも、この「お客様は神サマ」っていう思考が蔓延しているこの社会を見ていると…

って思っちゃいますね_笑

以前、食通の知人が「こないだ行ったお店のラーメンが不味くて、一口だけ食べて残してきたよ」って自慢げに言ってきたことを、今でも悪寒とともに思い出すことがある。

 

Chapter 3:
クライアントの極パターン → ナルシスト系とリラックス系、そしてデリケート系。

店先でお品物とお金をサラッと交換するだけのやりとりならまだしも、制作業ってやつはほとんどの場合、完成するまでお客さんと対話を重ねる。

向こうの要望、こちらの都合をオトナ的なやりとり(これがまた結構気を遣って疲弊する)でぶつけ合うわけなんだけど、そこからいろんな人間性が見えてくる。

制作業のお客さん(クライアント)は全て人間。
そして、人は十人十色。
まぁ様々な人がいらっしゃいます。

その中でも実にクセのあるユニークなタイプがある。
厄介なタイプ、逆にスゴく嬉しいタイプなど、極端な例にはなるがその代表格を3つほど紹介しよう。

危険事項&対処法も挙げておくので、制作業をやっている人、またはこれからやろうとしている人は是非参考にしてほしい☆

① ナルシスト系。

nal

その名の通り、自己陶酔型。大体の場合、性格が悪い。

とにかく自分または団体、商品を良く見せたいがため、本来必要の無いような見栄えやセンスにこだわりを見せる。

その割に、具体的なアイデアやイメージには乏しく、最初の打ち合わせでは、

「可愛らしいやつがいいね、デザインとか細かいところは私は素人でよく分からないから、そのへんは全部アナタにお任せね」

などと、この手のタイプは大体「カワイイ」とか「シブい」とか曖昧なワードを挙げておいて、肝心なところ(具体的なデザインや技術)についてこちらがヒアリングしようとすると、「素人だから良く分からない」「お任せします」と言って面倒(具体的に思考すること)を避ける。

一見、あまりこだわりがないユルいクライアントさんかと錯覚してしまいがちだが、本人の中のストライクゾーンは非常に狭く、実に苦戦を強いられる。

多分、こんな感じでOKだろうとラフデザインを見せると、アレレ苦い反応が返ってくる。

「うーん、こういうんじゃ無いんですよねぇ」
「この画像じゃなくて、◯◯みたいな画像にしてください」

どんなものを作れば良いのか全く絞り込めないので、ラフを何パターンも作らなければいけなくなったり、写真素材まで大量に探さなければいけなくなったりする。

さらには「別のパターンも見てみたい」「見やすいようにこれまでのデザイン案を全部一覧表にしてほしい」「通信制限があるからサーバからダウンロードするのでなく、CDに焼いて送ってほしい」などというような、こちらの手間や出費が増大するようなワガママも平気で言い出す。

俺はこのタイプを「モンスター・クライアント」と呼んでいる。
どうやらこのタイプは、自分の一言(ワガママ)で人が動いて、モノが出来ていくのに喜びを感じているかのような印象を受ける。

挙げ句の果てには、見栄えを良くさせるため、事実と異なるCG加工までお願いされることも…orz

そうなってくるともはや俺は、必死で命の時間を燃やしてパソコンに向かい、ただの「ウソ」を作り出していることになる。
(今の時代、それが当たり前みたいになってきているけど)

見た目はキレイなんだけど、役に立たない(意味がない・真実じゃない)ガラクタが出来上がってきて、なんだかな〜…!(by 阿藤快さん風)って虚しくなるのです。

その他の厄介な特徴

  • こちらが交通費を請求しないのをいいことに、打ち合わせ場所は常に先方側。
  • 技術的理由などで要望に応えれない事案が出てくると不機嫌になり、ここぞとばかりに値切ってくる。
  • 仕事を引き受ける前のメールは愛嬌があって丁寧なのに、引き受けてからは端的になり、「取り急ぎ〜」と自分の多忙を強調して連絡時間を割かなくなる。
  • 完成すれば本人の中では全てが終了したことになり、ギャラの支払いをフツーに忘れている(またはトボけている)。※実際、半年以上前の仕事の未払いもあり!
  • SNSでは、自慢トピックの投稿が多くを占め、他の友人のことはシェアはおろか、「いいね」することもほとんどない。(ただし利用価値を見いだした友人にはちゃっかり「いいね」して愛想を欠かさない)

ナルシスト系の本音はこうだ(多分)

  • アナタが扱うパソコンもソフトも、それを作るためのスキルも全くわからないし、面倒だから覚えたくもない。
  • 具体的なイメージはあるんだけど、それをスケッチしたり、言葉にして伝えるのは面倒。
  • その都度出来てきたものを、自分好みに修正させるのが一番ラク。
  • 私を満足させる上質のものを早く作ってね、できれば安く。(=「お客様は神サマ」思考の権化!)

今思えば良い人ぶらずにやっときゃ良かった対処法

  • クライアント側から具体的なアイデア・プランを引き出すまで動かない。(実作業をしない)
  • こちらの仕事(仕様や技術的事情など)について、勉強とまでいかずともある程度知っていただく。
  • 作業が追加されたり、交通費などの出費が生じたらちゃんと追加料金を提示・請求する。
  • 修正依頼などの連絡回数に制限を設ける。(毎日のようにチビチビ連絡してくる人も…)
  • 要望があっても「ウソ」は作らない。

② リラックス系。

relax

俺が最も仕事をしやすいタイプがこちらの人。

良く言えば「こだわらない」人。
悪く言えば、ちょっと「テキトー」な人。

歯ごたえで言うと、「サクサク」している。

例えばある日、突然メールが来る。

お久しぶり。
デザインの依頼です。

ロゴマークのデザインです。

タイトル「ビビンバ」の他、どこかに「ファンタスティック」って言葉を入れてください。

企画書、他社だけど参考サンプル画像、添付します。

ちょっと急ぎなんだけど、できるかな?
よろしくお願いいたします。

スゴくシンプルな内容なんだけど、

  • ロゴマークのデザインであること
  • 必須ワードは「ビビンバ」と「ファンタスティック」
  • 主旨・概要は企画書に書いてある
  • サンプル(実例)もある

これらのヒントで、デザインってのは結構なレベルに絞り込んでやれちゃう 

このメールはかなりポイントを押さえた「ガイドライン」であると言える。

翌日にラフデザインを送ると、大概そのままOK。(修正があったとしてもそこから1〜2回で完了)
即日、ギャラのお振り込み☆

 

デザインてのは「見栄え」に大きく関わるから、誰しもが多少はこだわりたくなるモノ…

だけどこのタイプはこだわらない。
ひょっとしたら個人的なエゴを捨て去っているのかもしれない。

出来上がったものの中に、ミスがなければ良いんだ。

こういう制作モノって、そもそも「正解がない」。(終わりがない)
だからこそこだわりが生まれ、山の頂を目指すかのごとく、行きつくは厳しさの果ての孤高の地。
そしてその場所はとても狭い。

先述のナルシスト系は、その苛酷な山行を、自分ではなく制作者に強いてくるから厄介だ_笑
(もちろんこれは制作者にとってはかなりのスキル&ビルドアップにもなるが)

しかし発想を転換させて、正解がないのであるならば、「間違ってなければイイ」。

そうすれば、山を登るのではなく、むしろ下るかのような安心感に包まれる。
山は下れば下るほど、気候は和らぎ、裾野も広くなる。

…深読みかもしれないが、そう思うのだ。

その他の素晴らしい特徴

  • ちゃんと制作ルール(方向性)が定義され、無駄に細かい指示(こだわり)がない。
  • あとからの細々した直しが入らない。(潔い)

俺の勝手な推測/考察

  • 何に時間を使うべきか理解している。(本職の時間を大事にしている
  • 制作者の気持ち(労力)を分かっている。(できた人)
  • 相性がイイ。(付き合いが長いからかも?)

 

例)大工さんなら、自分の会社のロゴマークのデザインに長々とこだわってないで、道具の手入れをしたり、木と向き合うべし。

メリット(長所)

  • とにかくあっという間に終わるので、お互いの時間と労力が節約される。
  • 短めのメール2〜3通でケリがつくので、面会する会議や打ち合わせが不要。(経費ゼロ)

デメリット(短所)

  • 指示(縛り)が少なく、自由度が高すぎてビビるときがある。
  • 仕事が早く終わりすぎて、ギャラをもらうのが申し訳ないときも。(そんなときは無償デザインにする or なる)

 

③ デリケート系。

delicate

このタイプは、繊細というか人情味に溢れていて、物事や情報のやり取り以上に心(気持ち)のやりとりにもなって、ガツガツ仕事を進めるにはちょっと面倒だったりするタイプ。

クライアント
「私としてはA案だと思うのですが、上司の○○さんはB案もいいんじゃないかと言うし…タムラさんはどう思います?」


「そうですねぇ… A案の方じゃないでしょうか」

クライアント
「よしじゃあ、A案でいきます! A案でよろしくお願いします!」


(A案のデザイン編集を進めていく)

後日、クライアント
「すみません、やっぱりB案に変更をお願いします! 上司の○○さんを説得できませんでした…」(以下、長々とそのときの修羅場な状況をレポート)


(うん、そこまでの社内事情は知りたくもないよ。っていうか、会社全体の意見をちゃんとまとめてから発注してよね☆)(そしてA案制作に費やした時間を返してくれ_笑)

こんな感じで、普段は伺い知ることができないクライアントさんの性格や熱意、社内での苦労… デザインには全く必要ない情報がドドーンときたりする_笑

時間がないときは、そんなのどーでもいいぞーっ!て思うんだけど、逆に余裕があるときはまるでゴシップ記事を見ているようなワクワク感がある。(この人の会社内、スゲェことになってんぞー…みたいな_笑)

また、このタイプはいわゆる「仕事人間」みたくサイボーグ化していない。
どうしても感情を殺しきれないので、要所要所で労いの粗品をくれたり、飲みなどの会合に誘ってくれたりする。

もちろん相性もあるんだけど、人生のかけがえのない友人になり得るのがこのタイプだ。

…って偉そうに言ってるけど、実は…

仕事ってヤツに、どうしても魂を売れないというか、喜びは喜びとして、怒りは怒りとして、悲しみは悲しみとして、仕事上でも情念を表現したくなる。(ある意味、プロとは呼べないのかもしれない)

俺が思うに、今ある多くの仕事と呼ばれるものは、単なる情報やお互いの都合、金銭のやりとりでしかない。

本来仕事ってのは、やればやるほど世の中に貢献し、人々の生活が良くなっていくもんだ。
だけど、現代に多く溢れている仕事はグローバル経済という巨大な歯車を回し続けるために、生産と消費を過剰に繰り返し、その果てに環境を汚染し、ストレスを増大させる。

残念ながら、デザインや映像などの制作仕事はそのキャンペーンに加担してしまうときも多い。
俺は環境汚染や人道に反するような仕事は、どんなに金を積まれてもやらないけどね。
(先祖や未来の子供達に自慢できない)

人と人をつなげる愛のようなものだったり、未来をより良いものにする可能性がなければ、その仕事をやる意味はないのではないだろうか。

…って思っちゃう 

その他の奇妙な特徴

  • 情念が先走り、仕事上の大事なポイントを押さえていなかったりする。
  • ちょっと仕事で関わっただけなのに、慶事(結婚披露宴)や弔事(葬式)の案内をくれる。

メリット(長所)

  • 会うたびに何かくれる。
  • 仕事の関係を越えて、友人としても付き合える(相性もあるけど)。
  • SNSではシェアしてくれたり、嬉しいコメントをくれる。

デメリット(短所)

  • いつも何かもらうので、こちらも何かあげないといけないような気になる。
  • メールが長い。
  • 執念深い。

 

Chapter 4:(ちょっと休憩)
今の時代、専門知識やソフトがなくてもデザインなどの制作ができるよ。

昔と違い、今では限りなく素人に近い人でも制作が行えるいろんなサービスも登場してるよ☆

何でも人に頼ろうとせずに、自分で作ってみよう!
苦労した分だけ思い出深くなるし、そしてそれはきっと愛着を持てる財産のような制作物になるし、あなたの糧となる 

さぁ今日からアナタも、グラフィック/WEB/ムービーのクリエイター!

  画像&ドロー編集:
photoshop/illustratorの代わりに使える無料ソフトまとめ

  WEB編集:
HTMLやCSSの知識ゼロでも扱える無料ソフトやサービス(拡張機能使用は有料なものもあり)のまとめ

  動画編集:
Final Cut やPremiereなどの代わりになる無料ソフトのまとめ

 

Chapter 5:
お金、そして時間のこと。

とはよく言ったもの。
仕事ってやつは、自分の人生の時間と引き換えにお金を得るものだとも言えるよね。

この超ロング記事もやっと終盤。

俺が仕事をするときに意識する、時間とお金に関する重要な部分をケースに分けてお話ししよう。

その時間、そのお金は誰のもの?って話です。

国や県の補助事業などのケース。

うるさい図で申し訳ないけど、まぁこんな感じ。

俺はもともと代理店っていう存在が好きじゃなく、そのおかげで色々と面白くない経験をしてきた。
会社や個人差もあるけど、どっかから仕事をうまいこと取ってきたら面倒な部分は全部こっちに振ってくる。
あとはこちらに好きなだけ文句を言って、出来上がればちゃっかり自分のもののように納品して、ギャラをピンハネする。

大手会社のキャンペーン仕事になってくると、代理店が群がり、ムカデレースのように連結している。
中間業者という、何も作らずに稼いでいる人たちがいるわけだ。

過去、デザイン仕事に取り掛かっている途中で、聞いたこともない代理店がいきなり現れて、「請求書は弊社に◯◯◯円で送ってくれ」と言われたことがある。

実仕事はおろか、打ち合わせにも参加してこなかったその会社にギャラだけピーンとハネられたわけです。

…と愚痴が多くなってしまったが、
簡単に説明すると制作を行う人たちって、10秒で言えることを丸一日かけて作っていたりする。

極端な話、俺が一日中試行錯誤している間、クライアントはソファで横になり、テレビを見て笑っているのかもしれない。
そして、その代償としてのデザイン料はクライアントにとっては痛くも痒くもない税金支出だったりする。

もう俺はお金を稼ぐためとはいえ、限りある人生の時間を安易に売り渡すことをやめにしたいんだよね 

我が社(俺)がやりたいこと、やらなければいけないことは本当にたくさんある。
12もプロジェクトがあるんだよ_笑(実は脳内ではもっと増えてる)

会社などの法人事業の場合。

このケースはさっきのケースとほぼ同じ。(イラストとセリフがちょっと変わったよ)
予算に税金が投入されてなくて、その代わり会社のお金になっている。

担当者は会社から給料をもらう身だから、完全に痛くも痒くもないお金ではないけど、自分の給料を割いてまで俺に発注してるわけじゃないからやっぱり人生時間の不公平を感じる_笑

先述のケースもそうだけど、もちろん企画を通したり、申請書を作成するのにも手間や時間はかかる。
しかし、そこで緻密な企画やアイデアが練られてからのデザイン発注であればまだしも、とりあえず上(会社上司、自治体など)を納得させる大義名分だけだったりする。
多くの場合、そのアイデアや内容までもこちらが考えてデザインしなければならない。

大抵の担当者はその会社のお金を、自分の財布のように大切に扱うことはない。
先述のケースの税金が「降って湧いてきたようなお金」だとすると、このケースの予算は「親からもらったお小遣い」というような感じだ。

そのせいか仕事の発注や支払いの仕方もけっこうザツな気がする。
メールでは丁寧なビジネス用語を並べるが、行動がそれに全く伴っていない_笑

それを俺は「なんだかなー!」(by 阿藤快さん風)と感じつつも作り手のプライドか、緻密な編集作業を時間かけてやっちゃう 

15秒のコマーシャル動画の編集に平気で15時間かけてしまう。

まぁそれが制作業ってもんだけど、俺は別にそれを専門職にしたいわけじゃなく、あくまで副業もしくは人助けとして捉えていたからね。(Capter 1 を参照)

副業に時間を取られすぎて、自分の本業ができなくなるなんて本末転倒☆

個人事業の場合。

このケースの一番の特徴は、予算の出処が個人だってこと。
予算はクライアント自身のお小遣いや家族を養うための生活費から捻出される。
簡単に言えば「痛み」を伴っているってこと。

先述のケースのクライアントの場合は、この痛みってのがない。
何をやっても(たとえ失敗をしても)自分の給料は確保されているからね。

この「痛み」が俺にとっては重要だ。
10秒で言えることに、1日費やすなんてこりゃ立派な「痛み」だと思っている。

こうした痛みの「お互いさま」感。
なんというか連帯感のようなものを感じてしまう。

個人事業ゆえギャラは先述のケースに比べて少ないことが多いが、発注時の丁寧さ(切実さ)や、モノが出来上がったときの感謝の度合いがひとしおだ。

俺としてはもちろんこちらのケースの方にやりがいを感じる 

お金も時間も、それ自体は簡単に無機質な数値に表れるけど、その背景を考えるととても叙情的にも表すことができる。
この辺が俺特有のデリケートなところかもしれない。(Chapter 3 #デリケート系 を参照)

 

でも面白いところもあって、先述のケースの場合でもクライアントさんがデリケート系だと、仕事と全く関係ない部分で差し入れを持ってきてくれたり、別のカタチでギャラを上乗せしてくれたりする。

つまりは何かしらの「痛み」を買って出るようなこともある。

ある会社の部長さんは個人名義で俺にギャラを振り込んできてくれる稀有な人。
会社指定のデザイナーがイヤなのか、経理部とのやりとりが面倒なのか、何にしても本来必要ない「痛み」を伴ってまで発注してくれる人がいる。

こういう人と出会うと、

…ってちょっと感動します。

 

Chapter 6:
ライフワークとしてのデザイン/映像制作などはこれからも(よりパワーアップさせて)続けていくよ☆

design_forever

…と久々にこうしたブログをじっくり書く時間が捻出できて、ついつい壮大なスケールの記事になってしまった_汗
(記事を分けて、3回くらいの連載投稿にしようかとも思ったけど、集中力が途切れてしまいそうなんで1回にまとめました)

そんなわけで、もう俺はデザインや動画などの制作業はやらないことにしたんだけど、Chapter 1 でも述べているように自給自足的な表現制作としては今後もグイグイとやっていきます。

むしろこれからは純粋に自己表現を高めるための制作になっていくので、大いに期待してほしいところ☆

最近は少しずつ時間が出来てきたので、デザイン=「見栄え」に関しては一旦置いといて、その中身=「プログラミング」の勉強を始めた。

何と言ってもこれからの時代、あらゆる文明の利器をフルに操るであろう「AI」(人工知能)が導入されていくから、その中身を作る/設定する(プログラムする)チカラを個人も身につけていかなければいけないと思っている。

ちなみに俺はこちらのお勉強サービスを利用しています↓

デザインやプログラミング、英会話など様々な勉強もできるからオススメ。
無料会員なら生放送授業が、有料会員ならプラス録画授業も見ることができます。

請負のお仕事ばかりやっていると、こうした新たな領域への「学び」の機会が減ってしまうのも難点のひとつ。

お給料と引き換えに、未来への技術や知識を放棄しているような気がするんだよね。

 

Chapter 7:
デリケート系ゆえの例外☆ そして足るを知り見限る。

giri

さて、やめると言っても俺はなんだかんだで「デリケート系」。(Chapter 3 #デリケート系 を参照)

もちろん、10年来の友人が困っていたら助太刀するに決まってる。
これまで頂いた、プライスレスな義理や人情ってもんがそこにはあるんだよね。

長年一緒に泣き笑いした戦友とも呼べる仲間たちよ、困ったときはとりあえず連絡くれよな!

ちょっと悲しいんだけど、俺は仕事で(特にギャラが激安だったり、ボランティア状態だったりした場合)人と関わったとき、心の中で「今度は逆に俺のことを助けてくれるはずさ☆」って思ってしまうとこがある。

だけど、俺が毎年ヒーコラヒーコラバヒンバヒンやっているyamaanの草むしりを手伝ってくれるどころか、無料のイベントに誘っても顔すら出してくれなかったりする_泣

自分の時間には俺を散々付き合わせておいて、逆に俺の時間には一歩も入ってきてくれない。

向こうからすれば、「安く望みのものが手に入ったー、サンキューお人好しさん、バイバイ〜」って感じなんだろなぁ…ってイチイチ傷心してた俺です_笑

 

そしてもうひとつ、大事なこと。

例えば動画のお話だけど、歴史的にはこんな感じ(超ざっくりだけど)↓

1800年代前半
静止画を実際にパラパラめくる、目の錯覚を利用したメディアコンテンツ
(パラパラ漫画)

1800年代後半
投影できる動画=映画の誕生
(当時は音声なしの白黒映像)

1950年代
白黒テレビが日本に普及
(音声あり)

1970年代
カラーテレビが主流に

2000年
日本で順次デジタル放送開始

2011年
日本のアナログ放送が終了
(一部地域を除く)

そしてデジタル化は進み、ディスプレイの解像度(横×縦の画素数:ピクセル)はどんどん上がっていく。

 VGA  640×480(NINTENDO64などで採用)
 SVGA  800 × 600(Windows98くらいまで)
 HD  1280 × 720(いわゆるハイビジョン)
 Full-HD  1920 × 1080(フルハイビジョン)
 4K  3840 × 2160(最近よく聞く感じ)
 8K  7680 × 4320(スーパーハイビジョン)

… to be continued.

なんか近年スゲェめまぐるしい…
最近じゃ3Dで見せるような技術も進歩している。

パラパラ漫画が流行ったときも、白黒テレビのときも、テレビがカラーになったときも、その時代ごとで人は「なんじゃこりゃー」って歓喜しただろう。

とにかく人は革新を求めたがる。

俺はほとんどアナログカラーテレビの時代を過ごしているけど、それ以上の存在を知らないからそれが当たり前になっていたし、それに不満も覚えなかった。

だけど、デジタルテレビが出てきたときに、アナログってなんかノイズが多いし、色も薄くて全然ちゃんと見えないなぁって思った。
もうアナログには戻れないね_笑(っていうかアナログ放送自体終了したけど)

当然、動画コンテンツの仕様も変わった。

カメラはすべてデジタル機器になり、編集ソフトもそれに互換していく。

今じゃハイビジョン(HD)撮影どまりのカメラじゃ仕事にならない。
最低でもFull-HDじゃないといけない。

機材のスペックはどんどん上がり、それに応じてデータ量も増大する。
当然、それを読み込んで編集するパソコンのメモリ、ハードディスクの容量、ソフトのバージョンもアップしなければいけない。

これらのスペックアップはすべてにお金がかかる。
しかも機械というものはいつか必ず壊れるし、ちょっとしたミスで大事なデータを全消失っていう最悪な事態もあり得る。
そういうのは結構な痛手だし、相当のリスクだ。(中身が高技術すぎて自給/自作/修理ができないからね)

気づけば、PC内や外付けHDDの大半が仕事データになっている。
(いつ何時、追加修正が来るか分からないから、仕事データはなかなか消せなかったりする)
バックアップも含め、合計5TBの容量が結構圧迫されております_遠目

簡単に言うと、これを仕事として続けるには負担やリスクが多すぎる。
設備投資をすれば、元をとるために制作仕事をさらにたくさんやらなければいけなくなる。
それを立派な職業にするならまだしも、俺の場合、片手間ジョブだからね。

すでに生産もサポートも終了している10年前のプロソフトの廉価版を使っている俺…☆
そろそろ潮時だと思っている。

個人的にはFull-HDサイズのディスプレイで十分満足しているし、パソコンも最低限の情報のやりとりができて、自給用のデザインコンテンツが作れればイイ。
いま勉強中のプログラミングも基本的には無機質な文字列をイジるから、大きなメモリも容量も要らない。

これ以上大きいサイズのディスプレイや高解像度のものを見ていれば、なんだか俺の眼の方が悪くなりそうな気が…笑
何よりもこれからは画面の外にある美しい風景を直接この目で見ることに時間を使っていきたい。

どんなに高画質な画面でも、それは四角形に切り取られた「ホンモノそっくりの光の集合」なんだ。

ホンモノに勝るものは無し!

 

Chapter 8:
そんなわけで今後ともデリケートな「百姓」で参ります。

これまで俺は非公式かつ勝手に「青森県恥事(ちじ)」や「青森城城主」として、恥域(もとい地域)のためになるならと観光やら郷土文化などの仕事は無償でも引き受けてきた。

だけどそれ以上に大事なことを近頃は強く意識している。

それは「環境問題」をどうするか、いかに「持続可能」な世の中をつくっていくか、自然物である人間が自己を見失わず自然体で生きていくにはどうしたらいいのか。

このことはおそらく昨今の経済社会と真逆なところに答えがあると思っている。

どこの地域もこぞって観光客や人口を増加させようと躍起になっているが、人が増えるだけその分ゴミもエネルギー消費も増える。
もちろんそれで利益を上げる人も多く現れるとは思うが、問題は増え、対応するために人は忙しくなり自由な時間は減る。

ことに環境問題などの改善において手っ取り早いのは「一旦、人をそこから離す」ことだとも思っている。
(環境汚染はすべて、人がやっちゃっているからね)

ねぶた祭り」を見ていて思うことがある。

この祭りは誰のためにあるのか?…と。

本来は地域に生きる人々のための、年に一度の燃えるデトックスなはずだ。
しかし、地元民はここぞとばかりに観光客相手に商売に精を出し、その大事な時間を売り渡してしまう。
躍起になるその姿は祭り風景の活気に一役買っているとも言えなくもないが、真の祭りの姿を見失っていると思う。

えんぶり」を見ていて思うことがある。

この踊りは何のためにあるのか?…と。

国の重要無形文化財として受け継がれている郷土芸能で舞われる「田植え」の踊りは、もはや鑑賞用の踊りでしかなくなった。
数いる舞い手の中で、実際に泥の中に入って田植えをする者は一体何人いるだろうか。
踊りだけが大事にされ、本来の「農」へ向かう心身は、祈りはどこへ行ってしまったのだろう。

情報過多によって世の中が複雑になったから、物事の本質ってものを見極める「努力」が必要になってくる。
画面やスピーカから流れてくるものに安易に傾倒して、「なんとなく平和な雰囲気」ってものに飲まれてはいけないぞって思う。

目に飛び込んでくる表面的なもの(体良くデザインされたもの)に固執したり、惑わされたりしてはいないだろうか? …自問自答します。

そんなこんなでございまして…

  1. より良い環境を作り(取り戻し)つつ、
  2. 持続可能(人にも環境にも低負荷)な、
  3. 人間らしく自然体で生きていけるよう、

いろんなことを自給する「百姓」(100-show)でありたいと改めて思います 
上記3つの項目に当てはまるようなシゴトなら喜んでやりますよ☆=もうひとつの例外です。

例えば我が社のプロジェクト☆

 

かりびと

CoCo電力

koromo だいじ

大地のトイレ

 

こういう仕事がビックリするくらいあまり世の中に存在してない_笑

頑張りますよー!

4月からは、昨年度ほとんど活動できなかった我が社のこうしたプロジェクトがグイグイ進んでいくはず☆
社員気分の皆さま、お待たせしており大変申しわけございませんm(_ _)m!

そして、新年度フレッシュマン☆
入社ご希望の人はコチラからどうぞ!

まずはお嫁さんと畑仕事だー!(こちらの詳細は後程また改めて!)

ではでは〜!
阿藤快さん、ありがとうございました(-人-)合掌

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